FX 自動売買 詐欺 50代｜出金できず65万円を失った実話と後悔の記録

最初の副業は裁量トレードから

私は副業の一環として、まずFXを自分で学びながら始めました。本を読み、チャートを見て、リスク管理も意識して取引していました。しかし、思うように成果が出ず、精神的な疲労と焦りから「自動で稼げる方法」に惹かれていったのです。

FX 自動売買 詐欺 50代に忍び寄る“簡単に儲かる”罠

出会ったのは「完全自動で利益が出る」「プロのノウハウを搭載したツール」と謳うFX自動売買システム。導入費用は10万円、さらに最低10万円の運用資金が必要でした。「小額から始められる」という言葉に安心し、契約してしまいました。

順調なスタート、しかし出金できない

運用を始めた直後は、確かに利益が出ていました。口座残高は順調に増え、最終的には75万円近くになりました。しかし、いざ出金しようとしたとき、運営側から「今は出金できません」という一言が返ってきたのです。

暴走するツールと消えた65万円

出金申請後、ツールの動きが急変。無謀なトレードが続き、たった数日で口座残高はほぼゼロに。利益も含めて、私は合計65万円を失いました。明らかに不自然な取引で、意図的に損失を出されたとしか思えません。

怒りよりも呆然とした

そのときの私は、怒りよりもただ呆然としていました。「まさか自分が詐欺に遭うなんて」――そんな気持ちでした。資金を預けた安心感が、逆に判断力を鈍らせていたのです。

FX 自動売買 詐欺 50代が学んだ4つの教訓

• 「完全放置で稼げる」は疑ってかかる
• 出金条件がある時点で不自然
• 第三者が資金を管理する構造は要注意
• 実績よりも仕組みを確認すること

今回のようなFX 自動売買 詐欺 50代の被害は、消費者庁や国民生活センターでも警鐘が鳴らされています。

終わりに｜失敗を他人の防波堤に

私がこの経験を公開するのは、同じように「楽して稼ぎたい」と思っている人への警告の意味も込めています。簡単に儲かる副業はありません。誰かの参考になれば、少しは報われる気がします。

他人と比べて落ち込んでしまう50代の副業の悩みについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。