副業 詐欺 50代|物販スクールで25万円失った私の実体験

副業 詐欺 50代がハマりやすい「簡単に稼げる」の誘惑
コロナ禍の不安定な時期、SNSで「無在庫転売で月10万円」「誰でも簡単に稼げます」といった言葉を目にしました。将来への不安と焦りで冷静な判断ができず、「今なら限定割引」という甘い言葉に乗せられ、私は25万円を支払い物販スクールに参加してしまったのです。
“今だけ”という煽りに弱くなった50代
「先着5名限定」「あと3日で締切」――こうした煽り文句は、焦りや孤独感を抱える50代に特に刺さります。振り返れば、あのときの私は、正しく比較する余裕もなく、ただ“早く抜け出したい”という気持ちに支配されていました。
副業 詐欺 50代が直面した理不尽な現実
届いたのは500ページの紙マニュアルとFAXでの審査資料。「ツールがあるから簡単」と言っていたのに、実際の作業は膨大で、非効率の極み。Yahoo!ショッピングの審査にも10回以上落ち、何も前に進みませんでした。
稼げるのは運営者だけだった
驚いたのは、このスクールが2ヶ月ごとに50人を新規募集し続けていたこと。つまり、運営者は毎回1000万円以上を売り上げ、私たち受講生はただの“養分”だったのです。サポート期間が終わるころ、私の周りには1円も稼げた人はいませんでした。
副業 詐欺 50代にならないための3つの教訓
- 「簡単に稼げる」は信じない:その裏には必ず労力やリスクが隠れています。
- 契約前に「特定商取引法」表記をチェック:法人住所や電話番号が不明な場合は要注意。
- 体験談より「失敗談」に目を通す:成功者の声ばかりのページは疑ってかかるべきです。
副業 詐欺 50代が再出発するために必要な視点
失敗したあとにどう立ち直るか――それもまた副業において重要な力です。私はこの経験をきっかけに、自分に合う副業のスタイルや働き方を見直しました。焦って稼ごうとするのではなく、「今の自分の生活リズムで無理なく続けられるか?」を基準に選ぶようになったのです。
例えば、副業を始める動機を明確にし、途中で見失わないようにすることも大切です。実際に私は副業を始めた理由を見直すことで、自分の軸を取り戻すことができました。また、副業がうまくいかない時に他人と比較して苦しんだ経験についてはこちらの記事でも詳しく書いています。
さらに、消費者庁は悪質な副業ビジネスや情報商材の手口についても警鐘を鳴らしています。消費者庁の情報商材に関する注意喚起は、副業を検討しているすべての人に一度は目を通していただきたい内容です。副業の基礎知識をまとめたサイトとしては、J-CAST「副業に関する注意点まとめ」もわかりやすく整理されています。
まとめ|副業 詐欺 50代で終わらないために
副業は人生を変えるチャンスでもありますが、同時に詐欺の温床にもなりえます。50代だからこそ、焦らず冷静に、情報を精査する目が必要です。私が失敗から学んだように、「怪しいかも」と感じたら一度立ち止まってください。それが、未来を守る第一歩になります。
コメント