- 「それ見たことか」と言われる怖さに打ち勝てますか?
副業を始めて間もない頃——収入が思うように出ず、焦りや不安の中で踏ん張っていた私に、周囲から飛んできた言葉があります。
「ほらね、言ったとおりだろ」
「そんなのうまくいくわけないって最初から思ってたよ」
…まるで、こちらが転ぶのを楽しみにしていたかのような言葉たち。
この記事では、そんな“ドリームキラー”とどう向き合い、どう対処していくかを、50代の副業挑戦者としての経験をもとに綴っていきます。
50代の副業と「結果主義」の社会
副業を始めると、周囲が「いくら稼いだの?」と結果ばかりを聞いてきます。まだ種まきの段階だと言っても、ほとんどの人は聞く耳を持ちません。
50代という年齢での挑戦は、同世代からも「今さら無理だろ」と見られがち。ですが、そうした“無理解”は、あなたの問題ではありません。社会全体が「すぐに成果を求める」空気に支配されているだけです。
ドリームキラーの正体とは?
ドリームキラーとは、夢や目標に挑戦する人の意欲を削ぐ存在のことを指します。身近な家族・友人・職場の同僚などが無意識にその役割を果たすこともあります。
その言葉の多くはこうです:
- 「そんなことやってどうするの?」
- 「年齢考えなよ」
- 「本業に集中したほうがいいんじゃない?」
ドリームキラーは「あなたのためを思って言っている」と言いますが、実は自分が変化を恐れている場合がほとんどです。
副業で“うまくいかない時期”こそ、心が折れそうになる
副業には「成果が出ない時期」が必ずあります。収入はゼロ、学ぶことばかり、やることは多い——そんな期間が続くと、自分でも「本当にこれでいいのか?」と不安になります。
そこにドリームキラーの声が重なると、心が折れそうになるのです。
でも、忘れないでください。
誰かに否定されても、あなたの人生を生きるのはあなたです。
あなたには「選ぶ自由」があり、「信じる自由」があり、「進む自由」がある。
なお、副業を始めたばかりで成果が出ずに悩んでいる方は、こちらの記事も参考になります。
ドリームキラーへの3つの対処法
1. あえて何も言わない「無言の戦略」
始めるとき、周囲に言う必要はありません。特に結果が出る前の段階では「言わない選択」が賢明です。
2. 結果が出てから淡々と話す
わかりやすい収入の実績が出たタイミングで話せば、相手の態度が変わることもあります。「やっぱりできる人だったんだね」と言われるかもしれません。
3. 応援してくれる仲間とだけ付き合う
ドリームキラーに構う時間があるなら、自分の挑戦を応援してくれる人との時間を大切にしてください。SNSでも、同じように頑張っている人たちがたくさんいます。
「バカにされないため」ではなく、「自分の人生のため」に
副業をする理由は、人から認められるためではなく、「自分の人生を取り戻すため」です。
50代という人生の節目だからこそ、もう一度“自分の生き方”を問い直すタイミングなのです。
あなたが感じている孤独、不安、焦り——それは、挑戦している証拠です。
何もしていない人は、そんな感情を感じることすらありません。
あなたはすでに「変わる力」を持っているのです。
また、「向いてないのでは?」と感じたときの考え方については、こちらの記事もご覧ください。
▶ 50代 副業 向いてない人の特徴と乗り越え方
最後に|あなたの選択を、誰かが必ず必要としています
あなたが始めようとしている副業には、きっと「誰かの悩みを解決する力」があります。
- 文章が書けるなら、それを求めている人がいます。
- 経験を語れるなら、それに励まされる人がいます。
- 資格を取るなら、それで助けられる人がいます。
あなたの中にある“灯火”を、自分で消さないでください。
たとえ小さな光でも、それが誰かの人生を照らすことがあるのです。
あなたの挑戦は、あなた自身だけでなく、未来の誰かを照らしている。
そのことを、忘れないでください。
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