15年落ちセレナで行く、我が家の車中泊家族旅行

セレナと行く家族旅行。車中泊で広がった新しい旅のかたち

子どもが小さいからこその旅行スタイル

我が家はこれまで、子どもが小さいこともあって旅行といえば日帰りが中心でした。
泊まりの旅行となると予算的にも厳しく、なかなか実現できませんでした。

ところが最近、富士山近くにある 不二阿祖山太神宮 を訪れたことをきっかけに、周辺の観光地にも足を運ぶようになり、その魅力にすっかりハマってしまいました。
ただ、日帰りではどうしても時間が足りない。そこで思いついたのが「車中泊」でした。

セレナで実現した車中泊

15年落ちの古いセレナですが、後部座席をフルフラットにすれば十分に寝床になります。
段差には座布団を敷き、毛布を積み込み、子どもたちはパジャマに着替えて就寝。
妻と子どもたちは後部座席で、私は運転席を倒して眠れば、家族全員がなんとか休めます。

荷物はトランクに収納できるので邪魔にならず、ミニバンならではの使い勝手を改めて実感しました。
窓には目隠し用のシートを貼って、プライバシーもしっかり確保。
こうして「車中泊なら2泊くらいできる」と気づいたのです。

道の駅を拠点に、富士山を満喫

拠点にしているのは 道の駅富士吉田。ここは車中泊OKなので安心して利用できます。
ただ、周りの車は新しい車や比較的新しいキャンピング仕様が多く、古いセレナを停めていると微妙な気持ちになるのも事実です。

でも、朝になって目の前に現れる雄大な富士山を見た瞬間、そんな小さなことはどうでもよくなります。
この景色と時間を、家族と一緒に過ごせるだけで十分。

富士山周辺での楽しみ

富士山周辺には観光地がたくさんあります。

忍野八海

富士五湖

鳴沢氷穴

河口湖ハーブ園(展望デッキからの富士山は圧巻)

食べ物も魅力的で、ほうとうや吉田のうどん、フルーツ(ぶどう・もも)、夏のとうもろこしなど、どれもおすすめです。

朝食はファミレスのブッフェを利用することが多く、ホテル泊のような「チェックアウト時間」を気にせず行動できるのが車中泊の利点です。

車と気持ちの葛藤

旅先で駐車するとき、つい「古い車の隣に停めよう」としてしまう自分がいます。
新車の横に停めると、勝手に「見下されているんじゃないか」と感じてしまうのです。
もちろん、誰もそんなことは思っていないと分かってはいるのですが…。

それでも、この15年落ちのセレナは家族を安全に運び、思い出を作る時間を支えてくれています。
走行距離は22万kmを超えていますが、まだ健在。
「古い車でも、工夫すれば十分楽しめる」と思わせてくれる存在です。

我が家の約束

そんな車内で私が一番大切にしていることがあります。
それは 「車内でケンカしない」 こと。

車内は逃げ場がないからこそ、少しの気遣いが大切です。
できるだけ楽しく快適に過ごせるように心がけています。
これは車が新しいか古いかに関係なく、旅を楽しむ上で一番大事なことだと思っています。

まとめ

15年落ちのセレナ。
新しい車に囲まれると微妙な気持ちになることもあります。
でも、この車があるからこそ家族で旅行に行けて、富士山の景色を一緒に見られて、思い出を作れる。

無事に家に帰ってきたときには「ありがとう」と心から思います。
これからもセレナと一緒に、家族での時間を大切にしていきたいです。

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